起立性調節障害について

起立性調節障害は自律神経系の異常で循環器系の調節がうまくいかなくなる疾患です。小学生から高校生までの幅広い年代の子どもたちに起こりやすいといわれています。

起立性調節障害の原因

自律神経は交感神経と副交感神経の2つで構成され、内臓のさまざまな部分に分布しています。交感神経は身体を活動させ、副交感神経は休めるために働くものです。この自律神経の機能に何かトラブルが起きると交感神経と副交感神経のバランスが崩れて、起立性調節障害となるのです。

原因については自律神経の乱れに加え、季節の変化や気候の変化、生活リズムの乱れが要因と考えられています。筋肉や骨などの身体機能の低下、ストレスも原因になりやすいです。

起立性調節障害の症状

症状については立ち上がったときの立ちくらみやめまいの他、頭痛や腹痛、倦怠感が挙げられます。気分不良や動悸、食欲不振も代表的な症状です。

人によっては夜寝付けない、失神発作（失神）を起こすケースもあります。起立性調節障害の特徴として、午前中はなかなか調子が上がらず、午後になると症状が回復していくケースが多いです。

起立性調節障害は当院にお任せください

起立性調節障害は怠けやサボりだと誤解されやすいですが、あくまでも身体の疾患であり、自分の力だけではどうしようもない症状です。そのため、周囲の人の理解が大切になります。

当院は患者様に合わせた手技を無理のない範囲で行います。どんなに小さなお悩みでも、気になることがあればお気軽にご相談ください。